20護身術を学ぶ

1/1
前へ
/174ページ
次へ

20護身術を学ぶ

「お嬢様、私はお嬢様がドアホで呆れます。 だから今日は護身術のスペシャリストを招きました。どうぞマスターして下さい。お嬢様なら出来ると信じています」 『ありがとう。気が利くのね』 部屋の片隅に少し存在が薄いような人がいる。 『あの、貴方が護身術のスペシャリストさん? お名前を伺ってもいいかしら?』 「私は林薫と申します。今日はよろしくお願いします」 林薫と名乗る人から私は一通り学んだ。 『かなり難しいのね』 「ええ。だから普段から何か鍛えるといいと 思います。結局最後は自分で守るしかないですから」 「何か好きなスポーツはありますか?」 『特にないのよねぇ。何かオススメありますか?』 「私はボクシングが好きです。良かったら私が 通うボクシングジムに行って見ませんか?見学だけでも大丈夫です」 『そうですか。場所はどこですか?』 「学芸大学駅にある笹崎ボクシングジムです。 ここはピラティスもあります。まぁ行ってみるだけ行ってみてはいかがですか?」 『ええ、ありがとうございます(*^^*)』 私は親切な人に出会えて良かったなぁと思う。
/174ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加