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20護身術を学ぶ
「お嬢様、私はお嬢様がドアホで呆れます。
だから今日は護身術のスペシャリストを招きました。どうぞマスターして下さい。お嬢様なら出来ると信じています」
『ありがとう。気が利くのね』
部屋の片隅に少し存在が薄いような人がいる。
『あの、貴方が護身術のスペシャリストさん?
お名前を伺ってもいいかしら?』
「私は林薫と申します。今日はよろしくお願いします」
林薫と名乗る人から私は一通り学んだ。
『かなり難しいのね』
「ええ。だから普段から何か鍛えるといいと
思います。結局最後は自分で守るしかないですから」
「何か好きなスポーツはありますか?」
『特にないのよねぇ。何かオススメありますか?』
「私はボクシングが好きです。良かったら私が
通うボクシングジムに行って見ませんか?見学だけでも大丈夫です」
『そうですか。場所はどこですか?』
「学芸大学駅にある笹崎ボクシングジムです。
ここはピラティスもあります。まぁ行ってみるだけ行ってみてはいかがですか?」
『ええ、ありがとうございます(*^^*)』
私は親切な人に出会えて良かったなぁと思う。
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