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「ねえ、触ってもいい?」
寧々は返事をせずにニッコリと微笑んで、陽平の手を自らのビキニの中へと招待する。
寧々の丘陵はリエのそれと比べるとやや小ぶりだが、曲線のゲレンデは滑るようなラインを描いていた。それは陽平が惚れ惚れする美しさだった。
さらに陽平は寧々の美しい丘陵を手の中でやわらかく感じながら、そっと寧々の体を抱き寄せ、そして腰のくびれに驚くのである。
「寧々ちゃんの腰って細いな。ギュってしたら壊れそうやね。」
「そんなことないで。そろそろ大きくなってきて大変やで。」
「でも、こんな大きなおっぱいで、こんなに腰が細い女の子なんか初めてやで。」
「高校時代は新体操やっててん。」
「ほう、それは凄いな。そこで鍛えられた体やねんな。」
「うふふ。ありがと。」
寧々は素直に喜んだ。
さらに陽平は寧々の腰を自分の体の方へ引き寄せると、
「エエ匂いがする。」
陽平はその匂いを堪能するかのようにずっと寧々を抱きしめていた。丘陵を鷲掴みにしていた手は、じっと動かないまま汗ばんでいた。
やがて寧々は陽平の膝の上に乗ってくる。彼女にしてみれば初見の客を馴染みの客とするための作戦なのだろうが、陽平は見事に嵌っていくのである。それを証拠に、陽平は目の前に現れた二つの丘陵の間にできる谷間を発見してしまう。
「ここに埋まってもいい?」
もちろん、甘えるような目線を贈りながら尋ねるのだ。
またしても寧々は無言のままニッコリと微笑んで、陽平の顔を自らの谷間へと誘う。寧々の大きな丘陵は、その大きさに見合うだけの谷間を用意できていた。陽平はその谷間深くに顔を埋めて大きく深呼吸をした。
「ああ、とってもエエ匂いや。キミはとっても素敵な匂いがする。それに肌はすごい弾力がある。いったい年はいくつなん?」
「二十一やで。」
「エエなあ。その若さに嫉妬するわ。でも大丈夫?ここの店っておじさんばっかりやろ。結構、強引なお客さんが多いって聞いたことあるけど。」
「今のところ大丈夫やで。それにイヤな事はイヤってハッキリいえるタイプやから。」
「ボクは今のところ大丈夫?」
「何が?全然大丈夫やで。それに、お兄さん可愛いし。今までもみんなに可愛いって言われてたやろ?」
確かに陽平には覚えがあった。見た目が幼いせいだろうか、今までのオキニの嬢にもヘルプのおねいさんからも何度か言われたことがあった。
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