34人が本棚に入れています
本棚に追加
私と内藤は戦争中特攻兵器回天を神戸で作っていたと言ったが、あれは事実ではない、当時私は陸軍少佐としてフイリピンに駐留して
おり、内藤は特務中佐として内藤機関の機関長としてフイリピンにいたのだよ、私の任務は反日の組織を壊滅させる事で、内藤は反日
の組織を捜す任務で民間に深く入り込んでいた、島田は内藤機関の特務員だったんだよ
特務機関は莫大な工作資金をもっていたんだが、日本が戦争に負け全てを連合軍に引き渡す事になったしかし特務機関は秘密組織なので
表面に現れず、その工作資金も煙のごとく消えてしまったんだよ、どうも内藤がどこかに隠したらしい、金銀、ダイャモンドらしいのだが
いまだかってその行方はわかっていないと言ったのです、
とその時、華がこちらに歩いてくるのを森本のじいさんが見つけ、話の続きは来週東京で戦友会の集まりがあるので連絡すると話すと
席を立ったのです、華が戻って来てねえ、なにを森本のじいさんと話してのと聞くので爺さんの昔話しだよと答えたのです、
しかし東京に来た森本の爺さんから思いもよらない話を聞き、華には秘密を作らず、何でも話すと約束したので、話さないわけには
いかず、非常に悩むことになるとは、この時思ってもいなかったのです。
最初のコメントを投稿しよう!