水色の恋1

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水色の恋1

水色の恋1 人生はひにくなものなのです。 いつの間にか私の心のを占有している、彼にきずいた時は手遅れでした、恋しくて、恋しくてどうしょうもなくなる、自分を押さえる事が出来 なくなっていたのです、しかし彼は妻子持ちなのです、彼の人生に立ち入る事は出来ません、彼の幸せを願うため私は遠いところに旅にでる 決心をしたのです、それから当てのない放浪の旅が始まりました。 夜行列車にのり西へ西へと向ったのです、それからどのくらい時間が達つたのか覚えていませんが気がつくと海辺の小さな町をあてもなく、 歩いていました、家を出てから何も食べてないせいか、無性にお腹がすいている自分に気がつき小さな食堂に入りました、いらっしやいませと 明るい声をした男性がニコニコしなから、ここのカツ丼はおいしいんだよ、 と言うので注文をしたのです、食べ終わって食堂を出て海の方へ歩いていると、後ろから、ゆうこと呼ぶ声が聞こえたので振り返ると、先ほどの 男性がやっぱり、ゆうこだ、僕の顔を忘れたのと言ったのです、 よく見るとなんと、私の大学の先輩だったのです、健治さんはどうして此処にと尋ねるとさきほどの食堂が実家で会社でヘコむ事があり、     
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