水色の恋1

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水色の恋3 彼は、はりまやばしのすぐ近くのマンションの、地下駐車じょうえ車をとめ、ここの5楷が僕の住んでいるところだよ、店はすぐ近くだからと車を降り、 歩いて行くと、こじんまりした日本料理やにはいりました、 店に入るとカウンターの中から、大将が純一さん何か釣れましたかと声をかけたので、彼が釣れたよと袋からタイを取り出し、これをさばいてと頼むと、 大将が手に取り、これはいいかただ、すごいなあと言うので、僕ではなくこのお嬢さんが上げたんだよと答えると、ほう、 こんなのを上げるなんて名人だよと褒めたのです、 ゆうこがまぐれですよと言うと、いやプロでもなかなかこんないいタイを上げるのは難しいよ、頭はかぶと焼き、あとは刺身がいいよ、 チョットまってと言い、高知の酒も旨いですよと日本酒を出したのです、 彼がそれでわと、枡に並々と二人につぎ、辛口の酒だよとカンパイしたのです、たしかに辛口で飲みにくいですが、こくがあって、にさんくち、 のむと慣れてきて段々おいしく感じてきたのです、彼がなかなかいける口だね、あんまり早く飲むと酔っ払うから、     
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