水色の恋1

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こちらはゆうこさんと言って、シコクのおへんろ途中でと言いかけるのを、止めて、純一さんの彼女のゆうこですと挨拶すると、 それではお二人にカンパイしましょうと、ママがグラスを合わせたのです、 純一はきょとんとしています、純一さんはどの女性が気に入っているんですかと聞くと、となりに座っていたスタイルのいい美人が、 実は私なんですよと答え、ヤッパリ純一さんは若いこがいいのね、と足をつねると、純一がまったく、ゆうこちゃんはからかうのが得意なんだからと言い、 今日のいきさつを話したのです、 ママがでも初めて会った女の子をさそって、しかも二件も連れまわすとは、ヤッパリすけこましだねと笑うので、ゆうこが尻の軽い女でごめんなさいと謝ると、 皆でおお笑いをしたのです、純一はまいったなあ、としきりに頭をかいていました、 話が盛り上がり、時間を見るともう12時ちかくになり、それでは帰ろうと純一が声をかけ店をでたのです、店をでると、ホテルまで送るよと彼がいい、 歩いてホテルにむかい、途中携帯番号とメールアド教えて、大阪に帰ったら連絡するよと言うので交換したのです、 ホテルに着くと彼はまた連絡するねと言うと帰っていったのです、部屋に戻りましたが、幸子はまだ帰ってきていません、     
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