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彼氏のホテルにでも泊まるのだろうと思い、シャワーを浴びさっぱりするとベットにはいり、きょうは幸子に弘法大師の話を聞かされなくてもいいから、
楽だと思い目をつむると深い眠りに落ちたのです、
翌日目が覚めても幸子は戻っていません、着替えてロビーに降り、そばのレストランで朝食を取り、待つことにしましたが連絡もありません
幸子の携帯に電話しようと携帯をみると、今朝の1時半にちゃく歴があります、すぐ寝入ってしまったので気がつかなかったのです、
携帯に電話しましたが、呼び出し音は鳴りますが出ません、段々心配になり、なにか連絡が入ってないかとフロントに聞いてみたのですがありません、
まだチェックアウトに時間がありますので、カフェでコーヒーをのんでいると、二人の男が橘ゆうこさんですねと聞くので
そうですがと答えると、高知県警のものですと警察手帳を出し、ここではなんですからとロビーの隅に連れていかれたのです、ドキッとしてまさかと思い、
幸子になにかあったのですかと聞くと、今朝早く桂浜に心中死体があがり、白川幸子さんの免許しょうとこのホテルの予約票を、
持っていたので調べにきたのだと言う、
今本籍地に問い合わせして、ご両親がこちらに向っていますが、身元の確認をして欲しいとの事である、幸子が心中するはずがないと言うと、
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