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2013年8月12日
今週はお盆休みモードで、時間もあるものですから、
またいつものように自分勝手で、独りよがりなことをまた書いてしまうことを
許してください。
またなぜかブログに書かずこちらに書くことを僕は選んでおります。
それもなぜだかわからず、しかしこのまま書いてしまいます。スイマセン。
4年前のある日です。
妻が“最近どうも様子が変なんだけど”と切り出してきました。
どうしたぁと軽く耳を傾けている僕に妻は続けました。
“どうも調子がよくない感じでついに更年期が始まったのかなと
ずっと思ってて、でもなんか様子がおかしくて、
どうしたんだろうって思ってて、生理も止まっちゃってるの。
なんか変なんだけど、ひとつ考えられることはね・・。”
ううん、なんだろうと、僕は知ってる病気の名前を必死で想像しながら
妻の答えを待ちました。
“後考えられるのは.・・、出来たってことなの。”
僕はきょとんとしてしまった。
出来た?何が?・・え、そういうこと?
僕はその時42。
その数年前30代も終わりに近いころに妻は新しい命を一旦は授かったんだけど、
とても悲しく残念なことになって、
僕は結果を聞きに行った病院の帰り道で泣きはらし
お袋へのダメになっちゃったよという電話で泣きべそをかき、
しかし気づけば僕ら夫婦には宝物ができていて
その宝物を海の見える鎌倉のお寺で守っていただくことにして、
それを頼りにまた夫婦二人の生活を始めようと
お寺にお預けした帰りに寄ったお蕎麦屋さんで
二人で誓ったりしたんですけど。
やがて40代を迎え僕らは落ち着き方を模索するようになって
二人でのんびり気楽に行きましょうかと、
僕もついに、自分は子どもを持たない人生を選べばいいんだなと
少し吹っ切れた。
その矢先に、その日は来たわけです。
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