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結生様も私の声で飛び起きた。
「それは私のセリフです。
ここは私のベット。結生様こそ、女性の寝込みを襲うなんて男性として卑怯です!!」
「俺は別にお前を襲おうなんて、微塵も考えていない。
大体、女を襲うほど、女には飢えてない」
朝から始まった口喧嘩。
眠気も彼との喧嘩で吹き飛んでしまった。
「・・・俺がトイレに行って、寝ぼけて、お前のベットに入ったかもしれない。
悪い」
結生様の方から自分の非を認めて、急に謝って来た。
急に素直な態度を取られるとこっちも調子が狂う。
「何もなかったコトだし。分かった。水に流す」
「そっか・・・少しは俺を見直したか?麻有」
「!?」
「じゃ愛してると言えっ」
またそれ・・・
愛に飢えてるのか?結生様は・・・
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