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披露宴もクライマックス。
私と結生様は共に両家の両親に花束と渡した。
愛はないけど・・・
私はその場の雰囲気に流され、号泣してしまった。
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ようやく、長い1日を終え、私は窮屈で苦しかったコルセットとドレスから解放された。
持って来たを黒のジャージに着替えた。
「お前…俺との初夜をジャージで迎えるのか??」
私と結生様はホテルのスイートに居た。
国賓の人たちも宿泊すると言う超グレードの高いスイートルーム。
彼は既にシャワーを浴びて、黒のつるつるとしたビロードのようなバスローブを身を包む。
そして、ボックス型の肘掛椅子に腰を下ろして、ジャージ姿の私を呆れた瞳で見ていた。
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