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私はオレンジジュースを飲みながら、遠目で二人の姿を眺める。
「元々、アイツは両想いなんだよ。
でも、克敏の方が、身分違いだと思って、遠慮していた。
今日のパーティで姉貴は結婚相手を見つけると知って・・・自分から参加させてくれと言ってきた。
克敏も本気になったんだな・・・」
「へぇー」
「・・・」
「デッキに出るか?」
「でも、大丈夫なの?結生はパーティのスタッフでしょ?」
「いいんだよ・・・いいから…来いっ」
結生は私を手を強引に引っ張ってデッキへと連れ出した。
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