初夜の攻防戦

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「キスでいい・・・」 私は目をギュッと瞑った。 「普通…「愛してる」と言う方を選ぶだろ??」 私は瞳を開き、彼に反論する。 「嘘は泥棒のはじまりというじゃない。 だから、嘘は言えない」 「マジでお前は俺のコト、好きじゃないようだな・・・」 「今日1日一緒に居たけど・・・貴方を好きになる要素は一つもなかった」 今日1日居て、男性として魅力的だったのは、やはり・・・濱部社長だった。 優しくて、紳士的な所が良くて・・・ 既婚者だけど・・・ 「・・・お前、後で後悔するぞ」 私はギュッと目を瞑り、彼のキスを待った。 今日三度目のキスーーー・・・
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