初夜の攻防戦

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突然のキス。 誓いのキス。 二度のキスは軽いキスだったけど。 三度目のキスは激しく濃厚なキスだった。 「んんっ・・・」 口の中に変な物が入り込んできた。 結生様の舌だった。 これって世にいうディープキスというヤツ。 おまけにキスの味はワイン味。 私は未成年で、お酒は法律で禁止されてるちゅうの・・・ 強引に舌を絡み取られ、カラダの奥が変に疼き出して、熱くなった。 「・・・俺のキスの味はどうだ?麻有」 彼は声がダイレクトに鼓膜に響く。 陶然とした私を正気に戻したのは彼の声だった。 「べ、別に・・・」
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