初夜の攻防戦

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「リンとシンは俺の弟だ」 「えっ!?」 あの『ダブル』が結生様の弟!? じゃ私は彼らの兄嫁・・・ 「今日の挙式に出席出来なかったのは地方で仕事があったからだ・・・」 「・・・」 「お前、もしかして・・・『ダブル』のファン?」 「はい・・・」 「ふうん・・・じゃ俺に感謝して・・・これから・・・」 彼の瞳が急に妖しく輝き始める。 「キスはしたじゃない・・・それ以上は何もしない約束じゃ・・・」 「俺はお前がリンとシンのファンだって言うから・・・嫉妬した」 「そんな馬鹿な・・・」 私は真顔で言う彼に言い返す。 「マジだよ」 彼は吐息を入れながら耳元で甘く囁く。
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