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迷惑だから変身を解けっ!!」
悪魔のメリスンがすぐに言ったの。
それもその通り…
「だけど、セイラルってっ!!」
私は言って、大声で笑ったのっ!!
「どっちって感じで、微妙だわっ!!」
ゼンもグレラスも深く考えていなかったようで、今気づいたようなの…
信じられなかったわ…
「…オレの古名が、おまえたち二人を望んでいた…
ということでいいんじゃないのか?」
ゼンが今思い浮かんだことを言ってくれて、お礼を言ったわ…
「セイラの下…
ゴッファッ!!」
「いい話しをしたあとに、下ネタを出すなっ!!!」
エラルレラが激怒したわ…
きっとゼンは、私の下着を創らないのかって聞きたかったみたい…
そして私は気づいたの…
マックスの握りこぶしが震えていたの。
「マックスッ!!
許さないわよっ!!!」
マックスははっとしてわれに返ったの。
「…ああ、危なかった、かも…」
ゼンがマックスを取り込もうとしたんじゃない。
マックスもゼンに戻ろうとしたんじゃない。
自然に、融合しようとした…
だけど…
これは私のわがまま…
私はマックスを強く抱きしめたの。
ゼンに融合されないように…
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