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ほぼ全員、改心したと判断したが、
セイラ、一度見て欲しいんだがな。
ウソつきがいるかもしれないからな」
「あ、はい。
今すぐ…」
「いいや、飯を食ってからでいい。
勇巌が二人と父ちゃんがいれば、何も問題はない」
ゼン師匠は笑いながら言ったの。
悪魔の村に残っているのはグレラス、エラルレラとガロン様だ。
私は急いでお食事を済ませて、悪魔の村に飛んで行ったの。
少し離れて見ていると、仮面をかぶった悪魔が二人いたの。
すぐにセイルに言って、エラルレラに封印場所に強制送還してもらったわ。
「灰色だったんだよ。
やはり疑いを持った場合は、封印しておいた方がよさそうだな」
ガロン様が仰って、私の頭をなでてくださったの。
ガロン様はゼン師匠よりも身長が高くって、覇王様とあまり変わらないほどの長身なの。
きっと、2マルリはあると思う。
ガロン様は大丈夫だけど、勇巌の中におひと方だけ、仮面をかぶっている人がいるの…
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