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そして女性は、また別の星に旅立ったのです。
ある日、女性はふと気になりました。
あの星の動物たちはどうしているのだろうか、と。
女性はその星に、数億年ぶりに行きました。
するとなんと、ネコが進化して人間として君臨していたのです。
そして人間を家畜として飼い、食料としていたのです。
―― こういう事もあるわけね… ―― と、女性は納得しました。
女性がこの星の草原を歩いていると、一匹のネコ人間が現れ、城に誘います。
そして言うのです。
「あなたは高貴なお方、一目見てわかりました」
女性は鏡というものを手渡されました。
その鏡の中にはネコ人間がいたのです。
… … … … …
「…怖いわ…
怪談話のようだわ…」
私が言うと、お師匠様たちは大声で笑ったの。
「事実だから仕方ない。
だがこの話しでは、
野獣姫セイラ・センタルアの話しにはつながらないだろ?
ああ、これは前書き、プロローグ、か、なるほど…」
ゼン師匠が私に笑みを向けてくださって仰った。
実はおもちゃの戦闘服を売り出す際のネーミングは決まったの。
でも、セイラ・センタルアの活躍するストーリーとして、話を書いて欲しいって、覇王様にお願いされたの。
私、張り切ったんだけど、記憶ないし…
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