第九話 悪魔さんと天使さん

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 この国が平和になった記念に少し遊ぶことにするわ…  でもその前に、封印している悪魔と戦いますっ!!」 私、勢いに乗って言っちゃったわ… … … … … … 「いきなりリーダーって…」 美人村の近くにある空き地に、エラルレラが結界を張ったの。 私はその中で、悪魔のリーダーと対面しているの。 ―― デヴィラさんの100分の1以下… ―― 私、戦う気が失せちゃったけど、マジメに気合を入れるわっ!! 『ハァ―――アッ!!』 なんか、すごい気合、出たっ!! 『ドォ―――――ンッ!!』 猛烈な音とともに、私が立っている場所がくぼんだの。 リーダーの悪魔は尻餅をついて、首を横に振っているの。 『アンタ、弱過ぎるわよっ!!』 ―― 私の声、変… ―― エラルレラが手でバッテンを作っているの。 もうやめろという合図。 そのエラルレラは腰を抜かしていたの… 私、なんだか怖がられているみたいで、一度だけ深呼吸をしたの… ―― ああ、あの悪魔の木って、深呼吸と同じかも… ―― って、なぜだか私考えたの… でも、すっごく落ち着いたわ。 目の前にいた悪魔は、頭を抱え込んでうずくまっていたの。 ―― 弱すぎるわよ… ―― 私、すっごく気になったの。 「エラルレラ、残りの悪魔、面接したいんだけど。     
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