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私が言うと、青空ちゃんは満面の笑顔で私を見てくれたの。
手をつないでからフィンちゃんに念話をすると、また喜びの声が聞けたので、そのままフィンちゃんの魂に飛び込んだの。
フィンちゃんもすっごくよろこんでくれて、三人で手をつないでカノンちゃんを迎えに行ったの。
「あーあ…
セイラちゃん、念話、してくれないかなぁー…」
カノンちゃんがつぶやいていたの。
「ほんと、セイラちゃん大好きよねっ!
この学校に編入してもらえばいいじゃない…
…ああ、そっか、平和…」
ダフィーちゃんが少し落ち込んでいたわ。
「もう簡単に平和にしちゃいたいくらいだわっ!
パジャマパーティーもお預けだしぃー…」
「でもいいわね、そういったお友達…
…私…」
私はまずはダフィーちゃんに笑顔を向けたのっ!
「こんにちはっ!
カノンちゃん、迎えに来たよっ!!」
カノンちゃんは私を見つけてすぐに走り出し、私に抱きついてきて、「ごめんなさい、ごめんなさい」って泣いて謝ってくれたの。
「もういいじゃない、解決したから…
ダフィーちゃんも一緒に来る?」
ダフィーちゃんはすごくよろこんでくれたわ!
すぐにお母さんに連絡したんだけど、「ダメだって言われたぁー…」って、すごく悲しそうだったの…
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