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ほんの短い時間だったけどみんなで楽しんで、帰りは私の龍で地下訓練場に向かったの。
ここでも、大勢の人たちが私を指差していたわっ!
秘密基地の上空で浮かんで、みんなに降りてもらって、私は変身を解いたの。
地下訓練場に行くと、覇王様がいらしていたの!
「覇王様、こんにちはっ!!」
「やあセイラ、ダフィーちゃん、こんにちは。
…ダフィーちゃん、お父様から念話をもらったよ。
何も心配しなくても構わないと、伝えて欲しいと言われたからね」
ダフィーちゃんはすごく喜んだの!
「はいっ!
覇王様、ありがとうございますっ!!」
「あのぉー、ダフィーちゃんのお父様って…」
私はダフィーちゃんを見てから覇王様に視線を変えたの。
「あちらの世界では自由剣士と名乗って活動しているんだ。
だが主に悪魔軍にいらっしゃる、と聞いている。
功太様から許しを得て、どの軍にも所属していない、
ほんの数名しかいない優秀な方なんだよ」
「ダフィーちゃんのお父さんもすごい人なんだぁー!!」
私がダフィーちゃんに抱きつくと、すっごくよろこんでくれたのっ!
もう、すっかりお友達気分っ!!
私たちはドズ星に渡って少しだけ修行をしたの。
ダフィーちゃんもある程度は鍛えているし、悪魔なのでドズ星の環境に順応できたようなの。
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