第十二話 仏ブライ

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ほんの短い時間だったけどみんなで楽しんで、帰りは私の龍で地下訓練場に向かったの。 ここでも、大勢の人たちが私を指差していたわっ! 秘密基地の上空で浮かんで、みんなに降りてもらって、私は変身を解いたの。 地下訓練場に行くと、覇王様がいらしていたの! 「覇王様、こんにちはっ!!」 「やあセイラ、ダフィーちゃん、こんにちは。  …ダフィーちゃん、お父様から念話をもらったよ。  何も心配しなくても構わないと、伝えて欲しいと言われたからね」 ダフィーちゃんはすごく喜んだの! 「はいっ!  覇王様、ありがとうございますっ!!」 「あのぉー、ダフィーちゃんのお父様って…」 私はダフィーちゃんを見てから覇王様に視線を変えたの。 「あちらの世界では自由剣士と名乗って活動しているんだ。  だが主に悪魔軍にいらっしゃる、と聞いている。  功太様から許しを得て、どの軍にも所属していない、  ほんの数名しかいない優秀な方なんだよ」 「ダフィーちゃんのお父さんもすごい人なんだぁー!!」 私がダフィーちゃんに抱きつくと、すっごくよろこんでくれたのっ! もう、すっかりお友達気分っ!! 私たちはドズ星に渡って少しだけ修行をしたの。 ダフィーちゃんもある程度は鍛えているし、悪魔なのでドズ星の環境に順応できたようなの。     
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