第十二話 仏ブライ

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―― やっぱり、硬い体は得、なのかなぁー… ―― って、思っちゃったわ。 何気なく私の体に触れると… ―― うっ! 硬いっ!!    女の子の皮膚じゃないじゃないっ!! ―― って思ったけど、一樹様のような方もおられるので、あまり気にしないことにしたの。 … … … … … ―― またひとり、お友達ができちゃった… ―― ダフィーちゃんは覇王様が功太様の世界に連れて行ってくださったの。 そして、明日の夜はパジャマパーティーしようって言ってくれて… ―― ああ、すっごく幸せ… ―― 「セイラ、そろそろ寝た方がいいわよ。  もう朝寝、できないんだから」 「…うっ!  そうだった…  みんな、おやすみっ!!」 私は急いで階段を駆け上ったわっ! ~ ~ ~ ~ ~ 「さて、明日からだが、イルニー国国境近辺の戦闘の妨害、  これでさらに一段落だと思う。  だがこの星は広いからな。  陸地だけで言うと、戦闘を終えたのはまだ百分の一程度だ。  だが急いで止めることはなさそうだ。  あおるものがいなくなったので、鎮静化が始まっている。  これ見よがしに、大きい戦場だけつぶして行くのも手だろう」 ゼンがいうと、みんなはうなづいたの。 とりあえずはこの国を磐石にして落ち着く必要がある。 「ところで、神の方はどうなってんのよ」     
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