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俺は席を立ちお辞儀をすると、福田社長はニッコリと笑顔を返す。
「若いのにしっかりとしているね。さぁ、とりあえず座りなさい。」
福田社長は俺にそう促すと、自分も手前のソファーに腰を据えた。
「さて、仕事の話をしようか。」
それからと言うものの、与えられる仕事は雑用の様な物だったが、無いよりはマシで死ぬ気で頑張った。
ほれに加えて訪問した他の会社からも2、3件応答が返ってきて仕事を貰った。
"成功"
取り敢えずの目標を達成した。
その充実感はハンパなく嬉しい物だ。
人間死ぬ気になれば何でも出来るんじゃないか?とそんなきてにさえさせる。
俺はまたまだ大きくなれる。
自分の成長を決めるのも止めるのも俺なんだから。
それから3カ月後。
事件は起きた。
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