聖夜の贈り物~1~
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私はソファに座り、寝る前の読書タイムと称して、携帯小説を読んでいた。 「莉那」 「はい……ッ!?」 名前を呼ばれて顔を上げると、その瞬間、開いた口が塞がらなくなった。 あまりの衝撃に手元が緩んで、スマホが滑り落ちていった。そしてそのまま床に落ちてゴトッと鈍い音がした。 でも今はスマホが無事かどうかよりも、目の前の光景から目が離せない。
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