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しかし、まだ世界の事を一つも知らない俺はそんな事よりも目の前で泣いている女神を優先する。
俺は女神を抱き締め固く、更に固く誓う。
ナ「約束する、必ず世界を救って女神のところへ戻ってくる」
ナ「そしたら…一緒になろう」
その言葉を聞いた女神は更に声をあげて泣く。
女神「ぅぅぅぅぅぅぅっ……!はぃぃーっ……ぜっだいでずょ…」
二人は確固とした約束を結び
再度、身体も結ばれ合うのだった。
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ナ「一つ……懸念してる声があるんだが…」
腕まくらをしながら、まどろんでいた女神に話をする。
女神「はい、何でしょう?」
ナ「女の子から…能力を受けとる場合はいいんだけど…男とも…まさか同じ事をしなきゃならない……のか?」
俺は世界の終わりのような顔をしながら質問する
それがおかしかったのか、女神は後ろを向き手で口を抑えながら震える。
何が可笑しい。死活問題なんだ。
女神「……っ、ご、ごめんなさいっ…ふふっ、ち、ちゃんと考えてありますからっ…」ふるふる
にやつきながら、女神は俺のステータス画面を呼び出し操作する。
女神「見てください、【管理者(神)の力】で使える裏メニューがあるんです」
ナ「裏メニュー?」
女神「こうすると…」さっさっ
ナ「!?」
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