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衝撃だった、そのシステムにもそうなのだがそこではない。
解決法は俺が女の子になるしかないということか?
男性から能力を貰う場合は戦って勝てば大丈夫ですーとかそんな答えを期待していたのに。
そんな都合の良い展開はなかった。
女神「せっかくですからー私がいじっていいですかー?こんな感じでー…」ポチポチ
アバターを女性にしたら心も変わってくれるのだろうか?
二重人格的な感じで何かスイッチで変わるのだろうか?
だといいが…ていうかそうじゃないと困る。
女神「少しナナシ様の面影を残しつつー…男の人が好きそうな要素を取り入れてー…」スッスッ
性別が変わっても心が俺のままじゃあ男との濃厚なラブシーンなどできるわけがない。
ヤバい、考えただけで吐きそうだ。
女神「できましたー!こんな感じはどうですかー?ナナシ様!」
ナ「な、何が?い…いいんじゃないか?」おえっ
女神「じゃあー決定ー」ポチ
その瞬間、閃光のような光に俺は包まれる。
キラキラとしたエフェクト効果が辺りを舞い、身体に変化が訪れた。
体躯が細くなり、胸は膨らみ、髪が伸びる。
その様子はまるで魔法少女の変身シーンだった。
いい歳した男性が魔法少女に変身するシーンが頭に浮かび、変身しながらも、また吐きそうになった。
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