▲口裂け女の都市伝説▼

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近所のおばさん 「うんうん…そうかいそうかい なるほどね、ちょっと触ってもいいかい?」 ワタシはうつむく雪雄に視線を向け 雪雄の顔を下から覗き込む 蒼空乃 「雪雄…近所の方がアナタを触りたいって…」 雪雄 <少しぐらいなら良いぜ… それで、気がすむのならな……> 雪雄は小さくぼそぼそ 耳打ちしてきてワタシは頷いた… 蒼空乃 「良いですよ、首の後ろを 撫でてやってください♪」 近所のおばさんは頷く 近所のおばさん 「おお、ありがとう… じゃあ…ちょっと失礼するよ」 近所のおばさんは雪雄の 首の後ろに触れて撫でた 雪雄 <あ~…っと…わんわん!あおん!> 近所のおばさんの手が離れる 近所のおばさん 「おや…いま、若い お兄さんみたいな声が聞こえたような…」 雪雄はうつむきを深くしてビクッとした… 蒼空乃 「き、気のせいですよっ! じゃあ、ワタシはこれで失礼しますねっ! い…行くよ、雪雄っ!」 ワタシは雪雄と一緒に その場から離れ、都心の公園に向かう… 雪雄 <いや~、あぶねぇあぶねぇ…>  ワタシは雪雄に視線を向ける 蒼空乃 「雪雄…男らしくて 艶っぽい声出しちゃダメだよ?」 ワタシはむすっとする…
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