▲口裂け女の都市伝説▼

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蒼空乃 「と、とても…綺麗ですっ!」 両手を伸ばしてきた 口裂け女の動きが止まった… 口裂け女 <え…ほんと、に…?> ワタシは口裂け女の目をまっすぐ見つめる 蒼空乃 「本当ですっ!」 口裂け女は両手を下ろして後ずさった… 口裂け女 <…ありがとう…> すーっと消える口裂け女… 雪雄 <ヒュー…やるな、虹絵…> 再び車が通り始め、肌寒さもなくなったわ 蒼空乃 「ふぅ…怖かったぁ…」 ワタシはへなへなとその場に座り込む… 雪雄 <大丈夫か、虹絵…?> ワタシは雪雄に視線を向けて頷いた 蒼空乃 「うん…大丈夫よ… 今日はもう帰りましょう」 雪雄は頷き、再びワタシを その背中に跨がせてくれたっ! そのまま、家に向かって駆ける雪雄… しばらくして、自宅について ワタシは扉の前でおろされ ワタシは扉の鍵を開き 雪雄が先に家にはいる… ワタシも家にはいって扉を閉じ 内側から鍵をかけた そして、雪雄とお風呂に入り パジャマに着替えてベッドに潜り込むと 雪雄も一緒に潜り込んできた… 雪雄はほっかいろみたいに温かいから すぐに眠くなってくる… ワタシは雪雄のお腹を撫でながら眠りに堕ちた……
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