▲怪人アンサーの都市伝説▼

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蒼空乃 「はい!ワタシの携帯に電話をかけてください ワタシも先輩にかけます…それで両方の携帯が 同時に通話中になるはずなんですが… どちらか一方の携帯だけ 違うところに繋がるんですって!」 黒影 月下 「その繋がった先が 怪人アンサーと言うわけか…」 ワタシは頷いた 蒼空乃 「そういうことですっ!」 黒影先輩は頷いて ワタシの携帯に電話を掛けてくれて… ワタシは黒影先輩に電話を掛けた 二人で同時に携帯電話を耳に当てる 二つとも通話中の表示が出て 当然繋がらないけど 黒影先輩の顔色が変わった… 黒影 月下 「も、もし…もし…」 雪雄が顔をあげた 雪雄 <繋がったかもな…> 蒼空乃 「黒影先輩…?」 あ、こっちに背を向けて なんかこそこそ話してる… 黒影 月下 「蒼空に…彼氏はいるのか…?」 なにかな…声が小さすぎて 何て言ってるか分からないわ… 蒼空乃 「……」 ワタシは黒影先輩をじーっと見つめる 黒影 月下 「そうか…分かった、そいつを 潰せば…彼女はぼくに…ありがとう…」 あ、電話おろした… 蒼空乃 「黒影先輩、繋がったんですか?」 彼はこちらをちらりとみてから うつ向く雪雄を睨み付けてる…
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