▲気になる都市伝説▼

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雪雄くんだ! 蒼空乃 「もちろん!覚えてるに決まってる! 忘れたことなんて一度も… この一度もないわっ! 雪雄くん、会いたかったよぉ…っ! 今までどこ行ってたのっ」 ワタシは雪雄くんの首もとに抱きついた 雪雄くんのワンコの手がワタシの腰の上にのせられる… 雪雄 <ああ…ごめんな君の呪いを解いたあと… 俺、役目を終えたらしくて その時は光に包まれ消滅したんだけど… 君が俺を求めるように俺は君を求めた… 気づいたらここにいて 都市伝説、なんて大層な存在になってたんだ 俺も会いたかった、虹絵…> ワタシは雪雄くんに頬擦りをした… 蒼空乃 「雪雄くん…ワタシもよ… そう言えば、また少し大きくなった?」 雪雄くんは首を左右にふる 雪雄 <いいや、かわんねぇよ… 君が小さくなったんじゃないか?> ワタシは微笑した 蒼空乃 「うふふ…まあ、歳をとると 背が縮むって言うし… 本当に小さくなっちゃったかも」 ワタシは雪雄くんのふわふわな体毛を撫でて その暖かさに目を閉じた… 雪雄くんはいつも無臭で綺麗な毛並みをしてる… 彼の首もとに抱きついたまま その胸部に顔を埋めるワタシ こうしてると、なんだか落ち着くわ…image=511584721.jpg
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