▲気になる都市伝説▼

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ワタシは彼の首もとから離れて 立ち上がり彼はこちらを見上げる 蒼空乃 「雪雄くん、一緒に帰ろ…?」 雪雄くんは頷いた… 雪雄 <ああ、愛する君となら…どこまでも付き合うぜ> なんだか照れくさい…// あ、でも…バスに乗れないわね… 蒼空乃 「ありがとう…ワタシも 愛してるわ、雪雄くん…// あ、バスに乗れないから 歩いて帰りましょうか」 雪雄くんは微笑した 雪雄 <俺に乗れ…> えっ…? 蒼空乃 「今なんて…?」 雪雄くんはお座り状態から 四足になり背中を向けてきて、軽く振り向く… 雪雄 <だから、俺に乗れっつってんの…!> だ、大丈夫なのかな… 蒼空乃 「だけど、雪雄くん… ワタシ…8年前より重いよ?」 雪雄くんはこちらを見上げてきてる 雪雄 <構うもんか、さっさと乗れ…!> ワタシの股の間をくぐってきた 雪雄くんにバランスを崩して 彼の背中に股がるような格好になった… 鞄を口で拾い上げた雪雄くん そのまま、放り投げてきてワタシは鞄をキャッチする 蒼空乃 「わ、足がつかない…」 雪雄くん…やっぱり大きいわね… 雪雄 <しっかり掴まっときな!> 雪雄くんは真夜中の都心を駆け抜けた
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