▲気になる都市伝説▼

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ワタシは姿勢を低くして 風の抵抗をなるべく少なくした… 蒼空乃 「雪雄くん…あのね…」 雪雄 <あのさ…虹絵…> 声が同時に重なったっ…! 蒼空乃 「あ、さきにいいよ…なぁに?雪雄くん」 雪雄 <あ、おう…その、俺の名前さ 呼び捨てにしてくれないか…?> 呼び捨てに… 蒼空乃 「じゃあ、えっと…雪雄、これでいい…?」 真夜中の街中を走る雪雄くんは頷いた 雪雄 <ああ…それでいい… ところで、君の住まいなんだけど 8年前と同じ?それとも引っ越してる?> あ… 蒼空乃 「うん、同じだよ… ぬいぐるみはだいぶ減ったけどね」 20歳になった時… 近所の子供達にプレゼントしたのは 今でもいい思い出だわ しばらくして、ワタシの家について 家の玄関を開き雪雄を中に入れた… 辺りを見回す雪雄… 雪雄 <部屋とかもあんま変わってないみたいだな…> ワタシは頷いて、玄関に鍵をかけた 蒼空乃 「でしょ?うふふ…あ、そうだわ… また昔みたいに一緒にお風呂はいる?」 雪雄がこちらに振り向き尻尾を左右にふり始めた 雪雄 <い、いいのか…?!> ワタシは頷いた 蒼空乃 「もちろんよ、ワタシと雪雄の仲だもん♪」 雪雄がこちらに四足で駆け寄る…
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