第ニ之章:小学生からの大親友、乙葉:

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軽く振り向くと秋桜が こちらを見つめて微笑んでいた… お客さん♂ 「いやいや、ありがとう! いくらだね?」 月城 五十鈴 ツキシロイスズ 「あ、お支払は受付けで お願いしたいので…こちらへどうぞ」 僕はお客さんを社内の受付へ案内した 秋桜がそのお客さんへ修理費の案内をし 僕は再びガレージに戻って 他の車の整備をする… :更に数時間後: 車の整備や新車の動作チェックをしていたら いつの間にか閉店時間になっていて 僕は他の整備士達に挨拶して 更衣室で私服に着替え受付を通る 秋桜 アキザクラ 「あ、月城くん…ちょっといい?」 僕は秋桜に社内の誰もいない 1階の事務室に連れられた… 月城 五十鈴 ツキシロイスズ 「ん…どうしたの?」 秋桜は改まった様子で僕を見上げる 秋桜 アキザクラ 「あのね、私…他に好きな人ができたの だから…別れましょ…?」 え… 月城 五十鈴 ツキシロイスズ 「ま、まって…いまなんて…」 秋桜 アキザクラ 「だから…好きな人が他にいるの 貴方よりも、愛情表現豊かな男の人よ そういうことだから…じゃあね」 うぅ… 月城 五十鈴 ツキシロイスズ 「秋桜…さん…」 彼女が扉を開けるより先に 僕は事務室から飛び出した…
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