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乙葉 津雲
オトハツクモ
「食事と一緒で!」
店員は頭を下げて厨房に戻る…
月城 五十鈴
ツキシロイスズ
「君は昔っから変わらないな
その、強引なところは…」
乙葉がニヤリと笑う
乙葉 津雲
オトハツクモ
「御前もさ、そのおとなしい
ところはかわんねぇよな!」
おとなしい…か
月城 五十鈴
ツキシロイスズ
「まあ、おとなしい
ところがあるのは認めるよ…」
乙葉 津雲
オトハツクモ
「ククッ…ところでさ、俺…
御前の不感症について気になんだけどよ
いつからその状態なんだ…?」
え…う~ん…
月城 五十鈴
ツキシロイスズ
「さあな…学生の頃からなのかわからないけど
痛いのとかはわかるんだよなぁ…」
答えになってないが
分からないのだから仕方がない…
乙葉 津雲
オトハツクモ
「へえ、なるほどね…」
少しして熱々の七輪が運ばれてきた
店員
「七輪、失礼しますね…」
テーブルの真ん中の蓋が外され
そこに七輪が嵌め込まれる…
次に運ばれてきたのは大皿に盛られた赤身の肉
どれも脂身が少なくてガッツリ食えそうだな…
今、僕の機嫌は少しよくなってる
月城 五十鈴
ツキシロイスズ
「ありがとうございます…」
店員に礼を言った…
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