第3章 旅路

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 あと、立ち寄った食堂のお姉さん。  走ってる途中で捨ててある子猫を見つけて、しょうがないので猫ごとお店に入った。 食堂のお姉さんは、 「ペットお断りよ」 って最初言った。 俺が 「ペットじゃないよ。友達」 って笑ったら、呆れたような顔をして 「まあいいわ」 って言ってくれた。  そして最終的に、 「もう、分かったわよ。ここで面倒見るから」 って子猫を預かってくれた。  口調はきついけど、心の綺麗な人だった。きっと猫は今頃幸せに暮らしてるんだろうな。
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