第1章

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シン実は、怪談集。 ●動かない 昨夜起きた出来事です 夜十時に仕事終了後 帰宅途中でした 家の近くまで 帰って来て 暗い夜道を歩いていて すぐ横の空き地に咲いてる 赤い彼岸花に目をやった途端にです 私 足が不自由なので 重い荷物運ぶために キャリーカーを引っ張って出勤しているのですが 赤い彼岸花目に入った途端 何故か キャリーカーの車輪が動かなくなってしまいました ん? なんでやねん? キャリーカーの下を見ても 何かが引っ掛かってるわけでなく はたまた 車輪の前に障害物があるわけでもなく 突然に止まってしまったんですね おいおい なんなん? っと思いつつ ゆらゆら揺らしてみたり 上に持ち上げてみたりするものの さっぱり原因わからず 一分以上 立ち往生 まあ そのまま 持ち上げて 行こうかと思った矢先 今度は急に 軽くなって 車輪が回り始めました はてさて? いったい なんだったんでしょうかねえ そう言えば 以前  雪の降った翌日  白い彼岸花みたいなものを見ては 足が動かなくなったことあったの 思い出したが。。。。 うむ 今回も原因はわかりませんでした 帰ってから キャリーカーをよく眺めてみても 別に何か不可思議なことはありませんでしたが いやはや どうも 彼岸花って苦手かも。。。。image=511591195.jpg
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