1人が本棚に入れています
本棚に追加
はいもう友達ですから。
その時の夢美の笑顔に俺は、見とれてしまった。
なぜ俺は夢美にこれだけの魅力を感じるのだろう？
で？相談に乗ってくれると言っているので俺はこの事を夢美にすべて話した。
蓮さんのお父様も再婚なさるんですか？
お父様も？
はい私の母の都合というものは、再婚でして。
まじかこんなにも身近に俺と同じ悩みを抱えた人がいたなんて。
ちょっと嬉しいかも
それでどうなさるつもりですか？
そうなんだよねまだ決まってなくて
早めに答えを出したほうがいいですよ。
あー美優にも同じようなこと言われたっけ
で？夢美はどうするの再婚のことは？
私はもちろん賛成しましたよ。
なんで？
だって母が選んだ人が悪い人のわけがありませんし、再婚したら同年齢のお兄ちゃんが出来るとのことで。
へー夢美は、お兄ちゃんに憧れてるんだ意外だなぁー
意外ですか？
意外だよ
あーやばいもうこんな時間授業始まっちゃう
走るぞ夢美
はい
そう言って夢美と走り出した。
夢美は本当にすごかった。
歌はすごく上手で運動神経も抜群で勉強も出来る。
こんなに完璧な女の子の隣に俺なんかがいていいのだろうか？
そんな不安を抱えつつも俺はこの状況を楽しんでしまっている。
あのーどうかされましたか？
最初のコメントを投稿しよう！