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片脚を持ち上げて、キッチン台に乗せる。ゆっくりと何度も内腿を撫で上げて、下肢の付け根に辿り着く。そこは案の定、もう出来上がっていた。
外側を攻めると呆気なく達して、彼女は膝から崩れ落ちた。そんなに気持ち良いのかなって調子に乗ってしまう。
床にへたり込む彼女の前に座って、唇を塞ぐ。今度はそこに中指を埋めた。中は火傷しそうなほど熱くて、ドクドクと脈を打っている。俺の指の動きに合わせて、キスの合間に吐息を漏らす彼女。速度を上げて、彼女の好きなところを攻め立てると、2度目の絶頂を迎えた。
この数年で、彼女の好きなところは熟知している。本当はもっと長く楽しみたいんだけど、いつも我慢がきかなくなってしまう。大好きな彼女と、早く繋がりたい。
肩で息する彼女を抱き締める。と首に縋り付いて来たから、愛しくて耳に唇を寄せた。
抱き上げてキッチンに座らせると、服はそのままに1つになった。
「…愛してるよ、心美…」
攻めながら囁くと、彼女はキスで答えた。
彼女が愛しくて堪らない。それは付き合った時から変わらなくて、いつ落ち着くんだってくらい。
掻き抱いて腰を速めると、彼女はまた達した。
ビクビクと震える彼女。キッチンに手を突かせて、後ろからまた繋がる。
「……心美…、」
耳や首の裏、肩口に唇を寄せて。胸と外も同時に触れる。
最後は、ほぼ同時に上り詰めた。
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