【番外】不治の病★

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「でもさ、まだ中2なのに、彼氏と弁当食ったりする?」 布団に入っても、まだウジウジ言っている。 「するんじゃない?近頃の子は」 「俺なんか、隣の席の早乙女さんと、話すのすらドキドキしてたのに、」 「ハハ、私も」 スッと、手が伸びてきた。腰をグッと抱き寄せられて、腕の中に収まる。 「今はその早乙女さんと、いやらしいことしようとしてるけど、」 「えっ、いやらしいこと…?」 ワンピースの肩紐を降ろされた。片方の胸が溢れ出る。 「ちょっ、さっきまでヘコんでたクセに…!」 「ヘコんでたからだろ、癒してよ、俺を」 唇を塞がれた。歯列を割って舌が侵入してきて、私のそれを攫われて。一気に、身体の力が抜けた。この人は、本当にキスが上手過ぎる。 あっという間に、組み敷かれてしまった。 「いつもの事ながら…声、我慢してね」 耳に直接の注がれて、それだけで肌が粟立った。 両の肩紐を外されたワンピースは、スルスルと下方へ降ろされて。腰の辺りで溜まった。両手で胸をやわやわと包まれる。 「…晶美もさ、彼氏にこんなことされてんのかな、」 「中2だよ?まだ無いでしょ、」 「でもいずれはあるよな…」 溜め息を吐いて、「最悪」なんて呟く。揶揄ってやりたくなった。 「そんなに最悪なら触ってもらわなくても良いけど、」 「違うよ、晶美を奪られるのが、って話だろ。心美は最高だよ、俺の癒し」 分かってるけど、必死に取り繕うから笑ってしまった。 「あ、いまバカにしたろ、」 「してないよ」 「いや、した。反撃開始」
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