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とオリバーは大声で話し出す。
「オリバー頼むからデートの邪魔をしないでくれないか!…」
「そんなつもりは…。では改めて、姉さん私はロラン兄貴の一の子分、オリバーと申します。以後、宜しくお願いします…」
「こちらこそ、いつもロランがお世話になっております。ソフィア・コンラートと申します。あなたの姉さんですからね。宜しくお願いしますよ。」
とソフィアは笑顔で挨拶する。それを観ていたロランは右手を額に当て、『深いため息』とともに項垂れる。
サブリナの窓口に並び、ロランの順番になったのでロランは
「サブリナさん、これから一週間デートのため冒険者ギルドへ来れないことを報告に来ました。あと、クラウディアにも一週間パーティを休みますと伝えていただきたいのですが、宜しいでしょうか。…」
「…ピキッ。」
「えっええ、大丈夫ですよ。クラウディアには私から伝えておきます。それにしても今日は正装しすぎでは……」
ロランは危険を感じ
「宜しくお願いします。サブリナさん…」
と言い残しソフィアを連れてギルドを出て行った。
「ソフィアが行きたいところはある…」
「ロラン君にお任せします…」
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