あの夜の彼

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彼は酔った勢いからか、それはそれは情熱的なキスをしてきた。 僕の口の中に舌をねじ込み、隅々まで喰らい尽くされる。 歯の裏、歯茎、上顎の裏、舌の裏まで。 彼のアルコールの混ざった匂いが僕の鼻腔をくすぐる。 それは決して不快ではなく、僕は彼に酔わされていく。 彼は、僕の口の中を探検しながら右手を降ろして胸の突起を見つけ出す。 「ふっ…、んんっっ」 僕の口から甘い吐息が漏れる。 「ああ…、マスター…、ココ感じるんです、ネ?」 彼はキスをしながら、そんな恥ずかしいコトを囁いてくる。 僕は、彼の言葉に羞恥心を煽られて、それが余計に興奮をかき立てる。 ああ…、ダメだ…、僕ももう止まらないよ…。
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