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「……んっ。」
「大丈夫か?」
目が覚めて、真っ先に見たのは死神様だった。彼は不安げに俺を見つめている。死神様らしくない。俺は体を起こして、大丈夫なことを伝える。
「…大丈夫…です……あれ?」
俺は、撃たれた胸のところを見る。しかし、あの時確かに撃たれたはずなのに、痛みがない。それに血も出ていない。死神様が服を変えてくれた?いや、あの時この服装だったから、変えてはいない…。不審に思いながら、俺は上半身の服を脱ぐ。見てみると傷痕は残っていたが、そこまで目立ちはしない小さな痕だった。
「……死神様…これ…は……」
「あぁ…お前撃たれただろ?だから、俺様が魔法をかけてやった。」
「魔法…?」
「なんたって、俺様は死神様だからな!」
言ってることが、よくわかんなかった。死神様はドヤ顔をする。死神様だから、やっぱり魔術とか使えるのかな?いや、でもそれって魔女じゃない…?俺が頭を悩ませていると、死神様は小声で何かを呟いた。
「……無事でよかった…。」
「…え、今…何か言いました?」
「あ…ゃ……何でもない……」
死神様はそっぽを向いた。俺は死神様が照れている気がした。なぜなら、彼の耳が赤くなっていたからだ。
「もう、大丈夫か?」
「あ、はい…大丈夫です。」
と言っても、撃たれたところ痛くないから休まなくてもいいと思うけど……。すると、死神様はベッドに腰掛けた。
「死神様…?」
「あん時の続き…やらねぇか?」
「……っ!?」
あの時の続き?まさか……。そう思っていると、死神様は俺の顔をとり、口にキスをする。
「……んっ」
そして、また舌を絡められる。息が苦しくなってくる。口を離され、今度は胸元を触られる。
「…っ……」
体が反応してしまう。気持ちいい…。すると、突然乳首を弄られる。
「…んぅっ……んっ…」
「声出せよ。恥ずかしがるな。」
「…だっ…て……嫌…なんですよ……ぅあっ!」
「お、ここがいいのか?」
思わず大きな声を出してしまい、そこばかり弄られる。
「死神…様……っ、俺…もう……」
「欲しいのか…?いいぞ。」
下を脱がされて股を開かされる。恥ずかしくて仕方ない。そして、死神様のものが俺の中に入ってきた。
「ぅあ…ぁ……!」
「せめぇな…お前ん中っ…!」
「ひっ…ぅ……んぅ……」
最悪だ、男に…しかも死神様に犯されるなんて…でも、何故か分からないが死神様になら犯されてもいいと思う自分がいた。
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