神崎湊

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「……ん。」 目を覚ますと、真っ暗闇の部屋に手足を拘束された状態だった。 「…え?何…これ……?」 辺りを見渡しても誰も見当たらない。如月さんは?どこ?まさか、如月さんがこんなこと……?まさか…如月さんがそんなことする人には見えない。でも…他に考えられる人なんて…。すると、真正面にあるドアが開いた。見ると、如月さんだった。 「如月…さん……?」 「ん?何?」 「あの…これ、どういう真似事ですか?」 「え?真似事?」 「そうですよ、何で拘束なんて…」 そう言いかけた途端、如月さんは人差し指を俺の唇に当てる。 「……!」 「唇、柔らかいな。」 「それはっ!どうでもいいじゃないですか!!それより、早くこの拘束解いてください!!」 「んー…それは嫌だなぁ」 「……え?」 すると、突然顔を掴まれて口にキスをされる。 「んっ…!?」 そして、舌を絡ませてきた。あまりにも気持ちよくて俺は…全身震えが止まらなかった。 「ふ…ぁ……あぁ……はぁ…」 キスをされながら、服の中に手を入れられる。 「……っ!」 如月さんの手が背中から胸に…スルスルと焦らすように触ってきた。そして、俺の乳首に軽く触れる。 「……んっ…!」 ビクンッと俺の体が反応する。そして、如月さんは乳首を強くつねる。 「ぅ…あっ……!」 変な声が出た。恥ずかしくて慌てて口元を抑える。けど、もう手遅れだった。如月さんがニヤニヤしながら俺を見ている。 「な、何ですか…」 「いや?可愛いなって。」 「可愛なっ……んんっ!!」 反抗する間もなく、また乳首を触られたり舐められたり…乳首だけでイってしまいそうだった。もう…限界……。その瞬間、下が少しだけ濡れるのを感じた。 「……ぁ…」 「あれ…もしかしてもうイっちゃった?」 如月さんが俺の様子に気づき、すぐに下を触る。 「や、やめっ…!触らないでください!!」 「キスと乳首弄っただけでこんなにしちゃったんだ。」 「あなたのせいでしょっ!!」 「そうだね。じゃあ……」 如月さんは俺の手足の拘束を解き、俺をお姫様抱っこして、どこかに連れていこうとした。 「ちょ…ちょっと!どこに連れてくんですか!?あと、下ろしてください!!」 「秘密。あと着くまで下ろさないから。」 そして別の部屋に着いて中に入り、ソファーに俺を下ろす。 「な、何ですか!何するんですか!!」 「お前のこれを楽にするためだよ。」 如月さんは俺の下を指さして言った。
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