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ふと目覚めるとどこかの丘にいた。
しかも丘の上にベッドがあってその上にいる。
私は誰かいるか探した。
すると音もなく誰か現れた。
『お目覚めですか、お嬢様』
「え?私?貴方は誰?」
『私はお嬢様の執事の村田晶と申します。お嬢様は
混乱してますね。お嬢様、ご自分の名前も忘れたのですか?ああ、お嬢様は名前を奪われたのでした』
「全く話が分からないんだけど。どういうことか
ちゃんと説明してくれる?」
『まず、お嬢様は別世界から来ました。ただそこは
争いが絶えない場所でした。以前は美咲と言われていたらしいです。ただひとつの条件でお嬢様はこの
世界に飛ばされました。それは別世界の貴族の娘の身代わりになると共に名前を忘れられること』
『その代わり私が共にいるようにと旦那様から仰せつかりました』
『あ、ご安心を。私は服装は執事服で男ふうですが
本当は女性です。だから何でも言って下さい』
「分かった。なんて呼べばいい?」
『晶、と呼びすてしてください』
「分かった。晶よろしくね」
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