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5買い物体験
恐らくお嬢様は全ての行動を忘れてる。
だからせめて『買い物』の楽しみを知って欲しい。
『お嬢様、お嬢様をイメージした街を用意しました。あちらにアクセサリー店があるらしいですよ。
一緒に行きましょう』
「ええ。よろしくね(*^^*)」
私は晶に連れられてアクセサリー店に行った。
私は一目惚れした。
「わぁ、こんなに沢山のアクセサリーがあるなんて
夢みたい。私に似合うかしら?」
『よくお似合いです(*^^*)買ってみますか?』
「え?私はお金を持っていないわ。どうしたら
いいの?」
『その笑顔だけで充分です。笑顔がお金代りです』
「そうなの?いいわね。ねぇ私は暇で仕方ないわ。
今度は私がアクセサリーを作りたい。どこかに
素材はないかしら?」
『それだったら現代にある「100均」から
相応しい素材を取り寄せます。お任せください』
私はお嬢様がどんな素材を望むか想像を膨らませた。恐らく簡単なものだろう。
兎に角想像する。想像が強い程手に入る。
私はお嬢様が望むようにするのが使命だから。
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