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「はっ?お前いつ理事長と連絡取り合ってたんだよ。てか、知り合いだったのかよ!?」
「うー…?越前丞(エチゼンタスク)は俺の親友です!」
越前丞って人は、理事長?
「ついでに、明日が新入生歓迎会ってことも知ってます!なので、いきたいとおもいます!」
「お兄ちゃん!あした来るの!?」
「おう!もちろんだよ!わが最愛の弟!」
ぎゅううっと抱き締められる。
やった!やった!
あした、お兄ちゃんが来る!
「うゎ…まじかよ…」
蓮斗さんがため息ついてる。
なんで?
「なんか、大変そうですね…明日は…」
「だね。」
「やな。」
なんて三人がいってたことは知らなーい!
「お兄ちゃん、狭くない?」
今、お兄ちゃんと一緒に寝てます。
ぎゅうぎゅうだよ?
「大丈夫!むしろ、この狭さがいい!!」
?なんでだろ?
ま、いいや。
「おやすみ、お兄ちゃん。」
「おやすみ、稚佳。チュッ」
僕の額に軽く唇を落としてニコリと微笑んだ。それに安心して僕は目を閉じた。
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