ドッヂボール!

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朝、昨日と同じようにみんなと一緒に学校に行った。お兄ちゃんは、理事長室に行くために蓮斗さんと一緒に先に行った。まぁ、玄関はすごく騒がしかったけどね。 「おはよ、稚佳。」 「はよ。」 「千智!静流!おはよ!」 にこーって笑い返すと、千智は微笑み返してくれて、静流は頭を撫でてくれた。 「どうしたの?なんか、テンション高いね?」 「んふふ、なんでもなーい。」 驚かせるんだもーん! お兄ちゃんの事はまだ言わないからね! 「稚佳、着替え行くぞ。」 「はーい!」 ジャージを持って更衣室に向かう。けどさ、教室で着替えてる人もいるのになんでわざわざ更衣室行くんだろ?←(稚佳は危険だから) 「ふん、ふん、ふーん♪」 「ふふ、楽しそうだね稚佳。」 「うん!ドッヂボール久しぶりにするから!」 「勝とうな。」 「うん!頑張ろうね!」 手で拳をつくって片方を、上にあげる。 えいえい、おー! ((可愛い……)) 着替えて体育館にいくと結構たくさんの人がもう並んでいた。 僕たちもクラスの後ろにならんで待つ。 ブツ…、トントン 『それでは、ただいまより新入生歓迎会を始めたいと思います。』 キャアアアアア ウォォォォォォ 『それではまず、ルールの説明をしたいと思います。今回はドッヂボールを行います。各クラスで一人だけ姫を作ってください。その姫をクラス全員で守ることができればそのクラスの勝ちとなります。姫にボールがあたった時点でそのクラスは負けとなるので頑張ってください。優勝したクラスの姫と、一度も当たらなかった生徒には景品を差し上げたいと、思います。それでは、みなさん楽しんでくださいね。ニコリ。』 美月先輩は笑みを残してから会長にマイクを渡した。
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