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「はーい、それじゃあ。決まったね。」
コスプレ大会(大会なのかな?)に参加できるのは各クラス三人みたいで、僕と、静流と綺羅に決まった。
千智が推されてたんだけど静流がすっごい顔で断って綺羅になりました。
けど、綺羅だと絢爛先輩が怒りそうだよね?
大丈夫かな?
それと、真千くんはずっと自分がでるって騒いでたけど誰にも相手にされず、いじけて何処かに行っちゃいました。
「稚佳!頑張ろーね!」
「うん!頑張ろ!」
キャッキャッさわいでる稚佳と綺羅をクラス一同が暖かい目で見てたことは言うまでもない。
「え?稚佳さんがコスプレ出るんですか?」
「はいっ!」
「一緒ですね。私たちもでなければいけないんですよ。」
「ほんとですか!?わーい!!」
「稚佳さんはセーラー服とかが似合いそうですね。」
「む、なんで女装なんですか!僕は学ランを着てみたいです!」
「学ランみたいなきっちりしてるのって脱がすの楽しいよねぇ。」
海斗先輩!脱がしちゃダメですよ!
破廉恥です!
「迅冱、パパと学園祭見に行こうか!」
「うん!行くー!ちーちゃん見る!」
「楽しみだね、って。こらこら、また口の端にソースつけてる。」
「んー………、とれた?」
「んーん、こっち。まったく。いつもつけるんだから。」
「えへへー、ごめんなさい!」
なんとも微笑ましい親子の会話でした。
中継いたしましたー!
そう言えばいい忘れてました。
文化祭では僕たちのクラスはカフェをすることになりました!
衣装のことは全く教えてくれなかったです。
あとでのお楽しみだって言われちゃいました。
なにかなー?
僕は、やっぱり学ランを着てみたいです!
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