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文化祭一日目(続き)
「ぅー……」
頭がガンガンする……
頭がポヤァーっと靄がかかったようにはっきりとしない。
「起きた?」
ふとかかった声にキョロキョロと目線だけを動かす。床に寝転んでいたせいか、体がばきばきする…
「ぇっと……」
「まさか、僕のこと分かってないの?あそこまでしてくれて?チッ…あんたは、あの日に!爽乃様の前で僕のことこけにしてくれたでしょ!」
「んー……?」
何のことだっけ?
うーーーん……
爽乃様……爽乃先輩?
「嘘でしょ?ほんとに覚えてないの?!」
あう…
すみません……
「はぁ?!!なんなのマジで!!」
「うー……」
なんか、本当に誰でしたっけ……
あわわ…!
ちょっと半泣きになってます!
どうしよう!?
なんで覚えてないの?!ボク!!
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