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静馬side
「ねー、静馬。静馬は体育祭なにでるの?」
「あ?なんだっけ?あー、たしか、100だったかな……。」
「えっ?それだけ?!」
「あぁ…」
「えー?つまんない!稚佳にいいとこみせなきゃだよ!?あ、稚佳と言ったら、稚佳ねー、借り物競争にでるんだよ?もし、お題が好きな人とかだったらどうするんだろ!おもしろそー!」
好きな人ねぇ……
てか、稚佳…
コクって意識されたのはいいけど、毎度毎度、あんなに避けられたらイライラするっての…
俺を見ただけで顔真っ赤にして逃げてくし。
「あ!それとね、僕!稚佳とコスプレ大会に出ることになったんだー、あ、静流もだよ?!うふふー、楽しみー!」
「「あ゛?」」
コスプレだぁ?
「出させる分けねぇだろ。綺羅のそんな姿誰にも見せねぇよ。」
「もー、絢爛!嫉妬しちゃダメだよ!楽しみー!僕ね!ナースさんとか着てみたいな!」
「チッ…見た奴殺す……」
あーあー、荒れるなぁ
てか、俺だって稚佳のそんな姿誰にも見せたくねぇよ。
はぁ…
早く俺のものになんねぇかな…
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