第1章
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自分だって昨日一昨日と、忙しく動いていた。この辺りでは車を運転しないと動きが取れないのに、成人はずの息子はまだ免許を取っておらず年老いた母も義母も車を持っていない。 運転手兼肉体労働担当として、2日間そこそこ疲れる思いをしたので、今日は昼まで寝てやると宣言しておいたのだ。 起きだすのはまだいいだろう、と再び微睡み出したところで、今しがた私の意識を呼び覚ましたものが再びはじまった。
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